理容業向け顧客カルテクラウドサービス

  • 開発言語:kintone
  • 開発費用:約15~50万円

お客様の要望のすべてをクラウド共有
「技術」と「ホスピタリティ」の標準化が、お客様をリピーターに

 

【いつも通りで】

多くの理容店で耳にするこの言葉。この要望に応えることができるからこそ、お客様は固定化する、と考える方も多いかもしれません。しかし実際は、お客様自身の記憶も担当した理容師の記憶もあいまいなもの。結局は、互いに「こんなものかな」でカットされ、「もうちょっとこんな感じで…」と、作業時間は伸びていきます。

 

もちろん、すべて記憶しているという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一人で抱えることのできるお客様は限られており、そして誰にでもできることではありません。

そんな理容店の永遠の命題ともいえる問題をIT(クラウド)の力によって解決…どころか、新たなチャンスに変えた理容店があります。

高知市瀬戸のHair art design床屋(弘瀬伸洋代表)。

 

【モバイル端末を使って】

こちらでは、モバイル端末を使ってお客様一人ひとりのカルテを作成し、カットの方法や長さなど細かく入力。仕上がりの写真とともに、お客様データとしてクラウド上に保管・共有しています。

 

次回来店時には、前回の仕上がり写真をもとに「いつも通り」にするか、新たな要望を加えるかを話し合い、その内容もコメントとして保管。仮に担当者が違っても、常にお客様の要望に応えることができる仕組みです。

 

つまり、理容業で最も必要とされる、「技術」と「ホスピタリティ」の見える化・標準化を実現されているということ。これにより、一人当たりの作業時間は短縮され、お客様の待ち時間も解消。コストダウンだけでなく、お客様満足にもつながっています。

 

【顧客カルテクラウドサービス】

「顧客カルテクラウドサービスは、お客様にも、従業員にも、店にとっても大きなメリット。

 

特に、若いスタッフでも自信を持って仕事ができるし、まかせられる。それに、カルテづくりはお客様とのコミュニケーション力も高めてくれる。次の世代を育てていくためにもどんどん広げていきたい」と弘瀬社長。昨年は2号店も開店。

 

職人気質の根強い理容業界にあって、ITの力で次代を見つめる弘瀬社長。その挑戦は始まったばかりです。

Hair art design 床屋 様